無機塗料をお考えの方へ!どんな家におすすめか解説します!

住まいの塗装を検討中の方で、塗料の種類に迷われている方も多いのではないでしょうか。
塗料には様々な種類があり、それぞれ特徴があります。
そんな中でも最近人気があるのが無機塗料です。
この記事では、無機塗料が適している家や注意点を紹介します。

□無機塗料はどんな家におすすめ?

無機塗料の特徴として、「耐候性」「低汚染性や防汚性」が挙げられます。
耐候性が高く、汚れにくい性質の塗料であるため、「紫外線の影響を受けやすい」「汚れやすい」などの環境にある家の塗装に向いているでしょう。
例えば、「日光の照射時間が長い」「雨や風が強い」「土埃が立ちやすい」などの環境にある家です。
耐久性が高いため、メンテナンス回数を削減したいという方に向いています。

□無機塗料の注意点を紹介します!

塗装で無機塗料を選ぶ際の注意点を5つ紹介します。

1つ目は、職人によって仕上がりに差が出ることです。
無機塗料は、有機塗料に比べて施工実績が少ないため、経験豊富な職人が少数です。
施工の質が悪いと、十分に効果を発揮できない可能性があり、耐久性にも影響が出てきてしまいます。
依頼する際には、職人の施工実績を確認した方が良いでしょう。

2つ目は、艶の調整に限界があることです。
無機塗料は完全な艶消しができません。
艶があることで綺麗に見える反面、安っぽく見えてしまうことがあります。
しかし、艶を消すために調整した塗料は、耐久性が落ちたり、汚れやすくなったりしてしまいます。
メリットの耐久性や防汚性を活かすために、できるだけ艶の調整はしないことをおすすめします。

3つ目は、塗装できない外壁材があることです。
塗料と外壁材には相性があります。
例えば、塗膜が固いため、ひびが入りやすい下地だと一緒に割れてしまいます。

4つ目は、ひび割れしやすいことです。
塗膜が固いため、ひび割れする可能性があります。
ひび割れしてしまうと、雨水が入り、耐久性に影響が出てきてしまいます。
ひび割れが予想される場合は、伸縮性のある塗料をおすすめします。

5つ目は、コストがかかることです。
高い性能を発揮する分、コストが高くなっています。
しかし、耐久性が高いため、メンテナンス回数も少なく、長期的に見ると他の塗料とあまり変わらないでしょう。

以上が注意点5つです。
注意点を把握した上で、無機塗料を選ぶようにしてください。

□まとめ

今回は無機塗料が適している家や注意点を紹介しました。
建物の状況によって、適切な塗料は変わってきます。
適切な塗料を選ぶことが家を長持ちさせる秘訣です。
塗装に関して分からないことや悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。