海沿いの家は外壁がボロボロ?潮風による塩害に強い外壁を作る!

国内最高峰の耐久性を誇る特殊チタン無機塗料を使って、30年間美しさを保つ屋根・外壁塗装を提供するPLジャパン株式会社です。

海沿いにお住いの方にとって潮風による塩害は悩みのタネです。

外壁塗装を行なっても、メーカー保証の半分ほどの期間で塗膜が剥がれボロボロになってしまうこともあるほど、塩害によるダメージは深刻です。

さらに、塗膜が剥がれた状態で放置しておくと、見た目が悪いだけではなく外壁材に雨水が染み込み雨漏りの原因になります。このように、潮風は正しく対策をしないと外壁がボロボロになるだけではなく、家本体の寿命を縮めることにも繋がります。

今回は、塩害の仕組みについてお話しするとともに、塩害から家を守って美観も保つ方法についてもお伝えします。

塩害って何?潮風が外壁の劣化を早める仕組み

塩害とは、潮風や沿岸の大気に含まれる塩分による被害の総称です。今回取り上げる建造物の外壁の被害は顕著な例ですが、他にも送電線や農作物、植物の被害なども知られています。

仕組みとしては、潮風に含まれている塩化ナトリウムが塗料に付着し、それがそのまま残って固着することによって塗料を劣化させます。例えるなら、海に行って日光に当たると皮が剥けるのと同じ原理です。つまり、塩が固着して乾いて、太陽光に照らされることにより塗料を劣化させるのです。

塩害による被害は塗料だけではなく、コンクリートにも及びます。外壁の内部に塩が入り込むことで、構造体である鉄筋を錆びさせて、やがてコンクリートが爆裂することもあります。コンクリートの塩害をさらに詳しく説明すると、コンクリートの主成分であるセメントの塩分濃度が上昇することにより、塩化物イオンが破壊されるのですが、この塩化物イオンは酸素や水分からコンクリートを守る役割を持っています。しかし、塩害によって塩化物イオンが破壊されると、その役割を果たせなくなるのです。

もともとコンクリートは塩害による被害から守るために、コンクリート内の鉄筋は強いアルカリで保護されています。しかし、塩化物イオンの守りのガードを破壊するほどの威力を持っているのが塩分ということになります。コンクリート内部の劣化は補修ができないため、事前の対策が必要になるのです。

参照:ヌカリエ「外壁の塩害の影響と対策。効果的な方法を徹底解説します」

海沿いの家の外壁のもちは半分以下!?

外壁が塩害による被害を受けると塗料の耐候性機能の低下も早くなり、実質的には保証期間の半分以下の期間しか持たないということもあります。例えば海沿いではないところで10年持つ塗料も、海沿いの家では塩害により5年以下で劣化することになります。

冒頭で伝えた通り、塩害によって塗膜が剥がれた状態で放置しておくと、外壁材に直接雨風が当たる状況になります。外壁材が水を含んだ状態と乾燥した状態を繰り返すと、やがてボロボロになって塗膜が反ってきたり、最悪の場合壁自体が剥がれ落ちたりしてしまうこともあります。さらに塩害が進み、外壁材の中にある防水シートまで劣化させてしまうと雨漏りにつながってしまいます。雨漏りを放置しておくと、水を含んだ躯体にシロアリが湧き、強度も落ちるので耐震に甚大な影響を及ぼすこともあります。このように、塩害はやがて住宅の安全性まで低下させるので、まずは一番外側にある外壁を塩害から守ることはとても大事です。

塩害には無機塗料が最適!イメージは車のコーティング?

ここからは、塩害対策としての「無機塗料」についてご説明します。

無機塗料とは、ガラスや石など炭素を含まない無機物を配合した塗料のことです。

ガラスや石などの無機物は紫外線で劣化することがなく、半永久的に耐久する性質を持っています。そして、無機物を配合した塗料もまた、紫外線の影響を受けにくく劣化しづらい特徴があります。無機塗料自体がガラス質なので、普通の塗料と違って塩が固着しにくいのです。

例えば車にガラスコーティングをすると、汚れが固着しにくく(水で流れ落ちる)、

ツヤも出て傷もつきづらいですよね。同様に、ガラスを配合した無機塗料には、外壁にガラスコーティングするような効果があるということです。このことにより、潮風が外壁に吹き付けたとしても、塩が残らず固着しにくいため塩害被害を防ぐことができるのです。また、鉄部も同様に無機塗料を塗布すると塗膜が剥がれにくいためサビにも強いといえます。

他に、紫外線の影響を受けにくいのはもちろんですが、汚れがついても雨ですぐに落ち、水垢もつきにくいため美観を損なわないというメリットもあります。10年経っても新築のようなツヤを保っているのは、これらの性質のおかげです。

無機塗料は製品によって無機物の配合割合が違う!

現在、無機塗料の製品はたくさん出回っていますが、塗料に含まれる無機物の配合量は製品によって全く違います。当然無機物の配合量が多い方が耐候性は上がりますが、ガラス質なので塗膜が割れやすくなってしまうという課題がありました。

これまで一般的な無機塗料の無機物の含有率は15%程度が限界でした。しかし、私たちは

無機物の配合量を上げても塗膜が割れにくい状態を保つ技術を開発し、自社製品の「無機ハイブリッドチタンガード」は無機物が驚異の60%となっています。この開発には10年の歳月を費やしました。

塗料にとって最悪の環境、それが宮古島暴露試験場

私たちは、「無機ハイブリッドチタンガード」の耐候性の高さを立証するために、宮古島の暴露試験場での実証実験を開始しました。

宮古島は紫外線が強く、塩害被害も大きい気候風土として知られています。そのため宮古島暴露試験場での屋外暴露試験は、高温多湿、日射量、海塩粒子など、自然の劣化因子が本州の3倍以上と言われ、10年持つとされている塗料でも2〜3年でボロボロになってしまうほどです。

そのような環境下の暴露試験において、「無機ハイブリッドチタンガード」は10年もの期間耐えることができたという驚きの結果を残しました。光沢率についても、50%を保持できました。

宮古島暴露試験場で実証実験を行なった時の表を見ていただくと、他の塗料との性能の違いが一目瞭然かと思います。

高級塗料といわれる他社のフッ素塗料でも3年後には光沢率が20%を下回ってしまいますが、無機ハイブリッドチタンガードは5年目まで光沢率100%を保持しています。そして、この結果があって、塩害による外壁の劣化に苦しんでいたとある企業様から相談が入ることになります。

雪塩製塩所様からの相談

宮古島にある雪塩で有名な雪塩製塩所様は、社屋が海から30~40mのところにあり、長い間塩害に悩まされていました。工場の外壁は2年に1度社員で塗り直していたそうですが、すぐに劣化をしてしまうので、耐候性、耐久性に優れた良い塗料はないかと常に探していたそうです。そんな折、弊社がボランティアで宮古島の市の施設(トイレなど)を塗らせてもらったことが地元の新聞で取り上げられました。記事内で暴露試験場での結果も紹介され、それを見たという担当者の方から連絡をいただきました。

そして、2013年に無機ハイブリッドチタンガードを社屋の外壁に塗らせていただきました。その後8年が経過した現在でも艶や光沢が十分残っています。雪塩製塩所様は私たちの製品と技術に大満足され、「これまでと全然違う!」とご好評をいただきました。

私たちは「無機ハイブリッドチタンガード」をリリースして以来、宮古島で毎年ボランティアの塗装を行なっています。6年前に海沿いで塗装した施設は今もピカピカで真っ白に輝いています。宮古島での実績の数々が、「無機ハイブリッドチタンガード」が塩害被害に強いということを証明しています。

無機ハイブリッドチタンガードで塩害の悩みとおさらばしませんか

一般的な戸建て住宅を例にとると、「無機ハイブリッドチタンガード」は通常の塗料よりも、30万円ほど塗料の費用が上がることになります。

しかし、これまでの実績からもわかるように、「無機ハイブリッドチタンガード」にはシリコンやフッ素塗料の2〜3倍の耐候性があるので、長い目で見ると塗り替えの回数を1〜2回減らすことができるということになります。1回の塗装で100〜120万円かかることを考えると、最高級の塗料を使用して塗り替えの回数を減らす方がメンテナンスコストは下げられます。

「無機ハイブリッドチタンガード」は加盟店による責任施工です。取り扱いを熟知した全国の腕のある施工店がご相談に伺います

もう潮風による塩害に頭を悩ませる必要はありません。

まずは私たちPLジャパンにご相談ください。

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