塗料が紫外線で劣化する原因

紫外線が外壁や屋根の塗料に当たると「ラジカル」という物質が生成され、劣化につながります。また、老化やガンの原因として一般的に聞かれる言葉として、「フリーラジカル」というものがあります。こちらも、同じように塗料を劣化させる要因となりえます。

塗料の場合は、塗料の主成分の一つである「酸化チタン」に紫外線が照射されることで、ラジカルが発生し、塗膜が破壊され劣化が進みます。

紫外線による塗料の劣化を放置するとどうなる

紫外線による塗料の劣化によって、「チョーキング(白亜化)現象」が起こります。

太陽からの熱や紫外線、風雨などによって、外壁の塗装表面の表面樹脂が劣化する現象で、壁を触ると手に粉が付きます。

このチョーキング現象を放置すると、コケや藻の発生原因となり、クラックができてしまい、雨水が中に入り込む可能性があります。

それが、下地に染み込むと、家の木部を腐らせたり、シロアリが発生して建材を食べてしまうことがあります。

最終的には屋根や、床が抜けるなどの危険があります。

塗料の劣化を紫外線から守るには

ラジカルの発生を制御する塗料

ラジカル制御塗料という塗料を用いると、ラジカルの発生を抑制でき、塗膜が劣化したり、外壁が色あせしたりするのを防げます。

そのため、耐久年数が高い塗料を選ぶには予算が足りないとき、価格の低めなラジカル制御塗料を選ぶことで、同じような効果を期待できるといえます。

ラジカルが発生しない武器物を含んだ塗料

無機塗料はそもそもラジカルが発生しない「無機物」を含んだ塗料です。

無機物に代表されるもの「石」が紫外線を浴びても劣化しないように、無機物を含んだ無機塗料も劣化しにくいことが同じように言えます。

なぜ”しにくい”という表現になるかというと、無機塗料とは、無機物100%では塗料が作れず、無機物と有機塗料を混ぜ合わせて作られるからです。

そのため、無機塗料も、その種類によって無機物の含有量が異なるため、性能も千差万別となるのです。

無機ハイブリッドチタンガードは最強の無機塗料

これまでの無機塗料は、無機物の量を多くしすぎるとひび割れしやすくなるため、一般的に無機物の含有量は15%ほどに含まれていることが多いです。

これを60%まで引き上げ、特殊技術により柔軟性の高いひび割れしづらい無機塗料「無機ハイブリットチタンガード」を開発できました。

そして、この無機ハイブリットチタンガードは、30年もの耐用年数があります。これは、高温多湿で日射量、海塩粒子など劣化因子が本州よりも3倍近くあるとされる宮古島暴露試験場での10年間の実証実験で、50%もの高い光沢率を保持できたからです。

また、耐候性が高いラジカル制御塗料でも、宮古島で3〜4年程度しか持続せず、光沢保持率10%程度まで落ちることと比較すると、高い耐久性が証明できることになります。

最後に

今回の記事では、塗料が紫外線で劣化する原因として、紫外線による塗料の劣化を放置すると起こり得る問題や外壁を紫外線から守るための塗料、無機ハイブリットチタンガードが最強の無機塗料である理由についてご紹介しました。

日本のような高温多湿で狭小の住宅が多い地域では、簡単に外壁を取り替えることが難しい場合も多いかと思われます。

そこで、弊社の取り扱う「無機ハイブリットチタンガード」を使って外壁を長持ちさせましょう。「無機ハイブリットチタンガード」は加盟店による責任施工で、塗装しています。全国の腕の立つ施工店がご相談にお伺いいたしますので、ぜひ私たちにご相談ください。

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